こんにちは。
先日、お世話になっている方と2人で忘年会をしました。

その先輩とはフリーランス仲間ですが、元々は別々の会社で働いていて、先輩が営業や事業企画のキャリアで、私はエンジニアの職歴でした。
ほとんど同じタイミングで会社を独立することになったので、仲良くさせてもらっています。
独立してから丸7年の歳月が流れ、その間にはコロナ禍もあり、お互いに調子の良い時期ばかりではなかったと思いますが、それでもこうして1年のうちに2-3回はお会いして近況を共有しています。
2軒を飲み歩いたので、色々な話をしました。
新規営業はもう要らない
今、先輩は人材紹介会社の仕事(キャリアコンサル)を業務委託で手伝っているようで、転職市場の状況も教えてもらいました。
とは言え、私がフリーランスを辞めて会社員に復帰したいと思っているわけではなく、業界や職種でどんなポジションや役割が企業からニーズがあるかを教えてくれました。
その中で印象的だったのは、営業(特に新規開拓営業)のポジションはまったくニーズがないようです。
デジタルマーケティングができる時代になったこともありますが、売り込む営業を雇う人件費に見合った成果が出せないと判断する経営層が多いようです。
今求めらているのは、現場で手を動かす仕事で、AIやロボットに置き換えが難しい分野のようです。
もしくはAIでもできるけど、人間が行うことによって、それ以上の成果が期待できる可能性があるもの、と言うことになるのでしょうか。
上司や先輩の言うことの鵜呑みにするのは違う
そのような話を聞いてふと思いました。

私が社会人になったばかりの20年くらい前には、飲み会や懇親会で上司・先輩の言うことを新人が聞かせれると言うのはごく当たり前でした。
職場では仕事を教えてもらうことがあり、もちろんそれは必要だと思いますが、お酒が入った飲みの席では、仕事を教えてもらうと言うよりも、精神論や説教、そして会社の愚痴や噂話が多かった気がします。
私はこれが苦手で会社員を卒業した一要因でもあります。
新卒入社した会社の営業所長と言う方は今ではアウトなパワハラタイプでしたので、「俺に言うこと聞いて、付いてこれば間違いない」と豪語していました。
私はその話が大嫌いでしたので、可愛くない部下だったでしょう。
お世話になったことは事実ですし、感謝の気持ちがないわけではありませんが、確固たる裏付けもなく上司だからといって威張っている姿を見て、「あんなのにはなりなたくない」と思っていました。
でも、よく考えてみれば、未来のことなんて誰にもわからないし、いくら上司といっても部下や後輩のキャリアに責任を持てるわけでもなければ、必ず上司や先輩が先に会社を辞め引退していきます。
自分の幸せのため、思考停止状態はよくない
仕事をしてみないと、自分にあっているのか?活躍できる可能性があるのか?はわからないと思います。
特にまだ若手の頃は、私自身、「これからどうしていこう?」と漠然とした不安を抱えながら、毎日、仕事していたと思います。
でも、多くの失敗や回り道をしたとは思いながらも、新人の頃にこんな人生を送りたいといった希望をある程度、実現できたと思います。
- IT技術の仕事をしたい。→ 実現できている。
- 生まれ育った故郷の街で働きたい。→ フリーランスになって実現できました。
- 健康的な生活を送りたい → 今は趣味の自転車を楽しむことができて、少しずつ体重を落として改善中です。
私自身、よく言えば慎重派であり、思い切った行動をするタイプではありませんが、諦めずに少しずつでも理想の働き方、生活スタイルを手に入れようと行動してきてよかったと思います。






























